僕が仕事を退職し、新しい道を歩むことを決めた理由5選!

今日の授業(この記事)は、「仕事を退職した理由を知り、あなたの身に照らし合わせて人生を決められるようになる」ことがめあてです!

特に「仕事を続けるのが苦しい」「別の道に進みたいけど勇気がない」という方に読んでいただきたい記事です。きっと、この先の人生のあり方の参考になるはずです。

早速、退職を決めた理由は以下の5つ!!

  • 自己実現につながっていなかった
  • 将来性が見込めなかった
  • 大切なものを見つけた
  • 人間関係が狭く、選べなかった
  • 家族の応援が得られた

それでは1つずつ、解説していきます!

是非とも「今のわたしはどうだろう?」と、自身に問いかけながら読んでみてくださいね!

※これを教育業界界隈では、「自分事としてとらえる」と表現します。…道徳か!(笑)

1 自己実現につながっていなかった

 「仕事を続けてきて、なりたい自分に近づいていなかった」ということです。

僕のなりたかった自分の姿は「いつも心が穏やかで、微笑んでいて、自信をもっている姿」でした。ですが、教員経験がおありの方はよくご存知かと思いますが、学校教育の現場では、穏やかな時間などほとんどありません。上司や先輩から求められる集団規律、度重なる生徒同士のトラブルやいじめ、問題行動に対して、自分らしくない「厳しい態度」で接することに、違和感を感じ始めました。そして、年を追うごとに自分を見失い、僕は自分の指導に自信を失っていきました。

今のあなたはいかがですか?仕事を通して、「なりたい自分」に近づけていますか?

「なりたい自分」を見失っている方は、ぜひ一度立ち止まってみてください。

「正しい」という漢字は、「一」回「止」まることで見えてきますよ。(「一」+「止」=「正」)

※かつてお世話になった先輩教員から教えてもらいました(笑)

2 将来性が見込めなかった

 「仕事をこの先続けても、希望が見いだせなかった」ということです。

 「未来にワクワクしなかった」という言葉の方が適切でしょうか?

 今の教育現場は疲弊しています。人手不足、長時間労働、学習内容の過多、子どもの情報モラルの欠如、保護者対応 などなど…。勤務年数が10年過ぎたころから、「この先の30年間(多分定年は65歳になるでしょうから)、この仕事を続けることは無理だ。早急に改善されることもないな。」と感じ始めました。

 また、将来が容易に想像できてしまうのです。そのうち行政(教育委員会)へ行かされ、その10年後には教頭(副校長)、最後は校長で退職…。僕は、校長(管理者)になるために教員になったのではありません。教育委員会は行政機関ですので、子どもと関わることはなくなります。教頭は、誰よりも朝早く出校し、夜遅くまで資料作成。授業を割り振られることも多く、2足の草鞋状態。校長は授業こそありませんが、「子ども」というよりは「教職員」の管理、そして多大な責任を背負わされる。

あなたは今、仕事に「ワクワク」していますか?

3 大切なものを見つけた

 「仕事よりも、大切にしたいものを見つけた」ということです。

 独身時代、頑張れるものといったら仕事しかありませんでした。朝起きてから寝る瞬間まで(時には夢の中でも)、「こんな授業はどうだろう?」「いい部活の練習メニューを思いついたぞ」というように、頭の中には「仕事」のことしかありませんでした。この時は、それが「当たり前」だと感じていましたし、教員はそうあるべきとまで思っていました。

 しかし、人生の中で「大切なもの」を見つけたり、気づいたりするようになりました。

僕が大切なもの。それは、「家族」「時間」、そして「自分」でした。

 「家族」ができて、大切な人と一緒にいる時間がいかに心を和ませてくれるか、強くしてくれるかを感じるようになりました。

 懇意にしていた先輩が病で急死され、当たり前に一緒に過ごしていた「時間」は二度と帰ってこないことに気づかされました。

 「自分」の心と体が健康でなければ、家族も時間も大切にはできません。そして、自分を好きになること、自分を喜ばせることこそが、人生を豊かにすることに気づきました。

あなたにとって「人生においてゆずれない、大切なもの」はありますか?

4 人間関係が狭く、選べなかった

 「幅広い交友関係がつくりにくく、仕事で関わる相手を選べない、苦手な人から避けられない」ということです。

 教員という仕事は、関われる人が限定されます。職場の同僚、学校の生徒、時々保護者。以上です。また、一度同僚や生徒、保護者と関係が崩れてしまうと、悪い関係が長期間続き、精神的にも不安定になってしまいます。しかし、距離をとることや関係を断ち切ることは許されず、我慢しながら日々を過ごしていました

プライベートで新しい人間関係をつくろうと思っても、そんな時間は僕にはありませんでした。新しい出会いがあっても、相手に「先生」というレッテルが貼られてしまい、深い関係が築けませんでした。

本音で話せる、ありのままの自分を受け止めてくれる友人がたくさん欲しい」。

そのためには、自分から外の世界に飛び出すしかありませんでした。

あなたは、新しい人間関係が広がっていますか?人間関係に我慢していませんか

5 家族の応援が得られた

「身近な人にやりたいことを話し、気持ちを理解してもらえた」ということです。

上記に紹介した1~4を理由に、自分の中では退職を決心していました。しかし、僕が退職するとなると、妻、子ども、両親(義両親含む)に少なからず影響がでます。僕は、管理職との11月の面談で退職の旨を伝えようと決めていたので、10月までに妻、両親、義両親に「教員を退職し、新しい道に進みたい」ということを伝えました。今、思い返しただけでも緊張が蘇りますが、それぞれからもらった返事は、「応援する」という言葉でした。新しい道に進むためには、周囲の理解が欠かせません。

あなたは、本当の気持ちを身近な人に話せていますか?応援してもらえるような言動ができていますか?

以上が、僕が仕事を退職し、新しい道を歩む決意を決めた理由5選です!

読んでみて、いかがだったでしょうか?

あなたの人生の選択に、何かしらの参考になれば幸いです。

 

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